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彼女ドライブ 津軽半島 小説『津軽』ゆかりの文学ドライブ編

Title

今回は本州最北端の津軽半島を訪れました。太宰治が自伝的小説『津軽』で描いた出身地・津軽。彼が訪ね歩いた場所や風景をたどります。

風の町、蟹田

天気予報は雨。青森空港に到着すると、日差しが強く太陽がじりじりと肌に照りつけます。雨でなくてほっとしたのも束の間、進行方向に雨雲が見えます。まずは28号線を北上して蟹田に向います。道路の両側には稲田が青々と遙か彼方まで広がり、その向こうにはうっすらと山並みが見えます。「岩木山はどこかな?」運転しながらではよくわかりません。行く手に蓬田(よもぎだ)とう標識が。小説の中に出てきた地名です。やがて海岸線に出ると、右手に海が見えてきました。陸奥湾です。対岸にはうっすらと下北半島も見えます。雨が降り始めて風も出てきました。波しぶきも上がっています。蟹田駅に着いた頃、風と雨がひどくなり、『津軽』の一節を思い出しました。太宰が「蟹田っていうのは風の町だね」と言うのです。冷たく湿ったこの北東風の「やませ」は長く続くと冷害になるそうです。素朴な蟹田駅は居心地がよく、道の駅を覗いてのんびりしました。ここから今別に車を走らせ、小説に書かれている本覚寺に立ち寄ります。そして、津軽半島最北端の駅、三厩(みんまや)へ向かいます。

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津軽平野に広がる稲田

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左:強風でちぎれそうなに蟹田駅前の幟 右:本覚寺

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左:あじさいロード 右:津軽海峡を見渡す竜飛崎

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階段国道339号

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左:竜飛崎の強風で壊れそうな傘 右:太宰と友人が宿泊した部屋

「ごらん、あれが竜飛岬、北のはずれと〜♪」

三厩駅にたどり着きました。ここから「あじさいロード」を延々と走ります。道路の両側に咲くあじさいが竜飛崎まで続き、道先案内をしてくれます。いよいよ竜飛崎に到着。そこには歌謡碑があり、ボタンを押すと津軽海峡を見下ろしながらお馴染みの歌謡曲が流れてきます。「んんん・・・♪」鼻歌まじりで竜飛埼灯台に向かう手前に面白い国道を発見。階段国道339号(Memo A)です。車両は通行できない362段の階段で竜飛漁港バス停と竜飛崎をつないでいます。太宰は時化の中、竜飛崎に向かって12㎞を歩いています。激しい雨のなか、竜飛岬観光案内所「竜飛館」(Memo B)を訪れました。ここは太宰と友人が宿泊した「旧奥谷旅館」だった建物です。宿帳には太宰の直筆が残されていました。

シジミの宝庫、十三湖へ

小説「津軽」のルートからそれて十三湖に向かうことにしました。大和シジミを販売する「太公望」(Memo C)に到着。普段スーパーで見るシジミとは比べものにならない程大きいものが並んでいます。シジミ料理のお店を紹介してもらいましたが、少々遅かったようで、もうのれんを下ろして店じまい。


津軽の味、貝焼き

シジミが食べられずがっかり。そういえば太宰が書いていた津軽ならではの「貝焼き」を食べてみたいと、五所川原にある「かぎの華」(Memo D)という食事処に寄りました。貝焼きはホタテとウニの2種があります。ホタテの貝殻の中で、しいたけ、かまぼこ、刻みネギを味噌味で煮て卵でとじたものです。ホタテの貝殻から旨味が出て美味。サイドに津軽で初夏に出回る山菜「ミズ」の「水物(おひたし)」を注文。少しねばりがあり、しゃきしゃきとした歯ごたえは、いままで食べたことのない食感でした。

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左上から時計回りに:太公望の巨大なしじみ。ホタテの貝焼き味噌と、うにの貝焼きみそ(奥)。「かぎの華」店主の工藤さん。ミズの水物

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右上から時計回りに:「赤〜いりんごの並木道」の赤〜いりんご。立佞武多の館に展示されている勇壮な立佞武多(2014年の作品)。下は、2015年の新作。金魚佞武多。高さ23メートル重さ19トンの巨大立佞武多(2013年の作品)

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迫力満点の立佞武多(たちねぶた)

翌朝は、天気が回復し一安心。五所川原にある「赤〜いりんごの並木道」を走ってみました。まだりんごには早い時季かと思ったら、たくさん実っていました。この赤いりんごは、果肉、花、若葉、枝全てが赤いという逸品です。せっかく五所川原に来たので「立佞武多の館」(Memo E)へも。初めてみる立佞武多は、想像を遙かにこえる大きさと迫力で圧倒されました。大型立佞武多は高さ23メートル、重さ19トンもあります。町が近代化されるなかで、一度は失われかけた立佞武多祭りの歴史ですが、1998年に80年ぶりに復活しました。館内には、立佞武多の作製手順、歴史、お祭りの迫力ある映像などが展示されています。

太宰の生家、斜陽館へ

お昼用に予約していた「だざい弁当」を津軽五所川原駅(Memo F)に受け取りにいきました。楕円形のお弁当箱の中には、太宰の好物がたくさん詰め込んであります。その太宰弁当を持って、金木にある太宰治記念館「斜陽館」(Memo G)に向かいます。太宰の生家だった「斜陽館」は、大地主だった父、津島源右衛門が建築した建物です。この家が新築された2年後の1909年に、太宰は生まれました。斜陽館を出て、太宰の父の生まれた町である木造駅に向かいます。私の目的は「シャコちゃん」。駅舎に、亀ヶ岡遺跡から発掘された遮光器土偶の巨大なキャラクターが貼り付いています。

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上から時計回りに:斜陽館。斜陽館の2階の廊下は和洋折衷の内装。津軽鉄道が販売しているだざい弁当。遮光器土偶のキャラクターが駅舎にどんと構える

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津軽冨士とも呼ばれる、岩木山

ようやく姿を現した岩木山

金木から木造に向かう時、ようやく遙か前方にうっすらと岩木山をみつけました。鰺ヶ沢に向かう途中で山頂にかかっていた雲がとれ、岩木山の全形が現れたのです。鮮やかな稲の緑色と裾を大きく広げてどっしりとそびえる岩木山は、津軽のシンボルです。

又吉直樹さんも廻った『津軽』ルート

鰺ヶ沢では、菊谷商会(Memo H)というイカ焼きのお店にいる、ブサかわ犬「わさお」に会いにきました。白いふさふさの長髪の秋田犬はマイペースに過ごしています。お店の前では、イカを手際よく女性が焼いていました。中をのぞくとわさおのグッズや写真がたくさん。そこには「火花」の又吉直樹さんの写真も。太宰を愛読する又吉さんも、同じように『津軽』のルートで旅をして菊谷商会に立ち寄ったそうです。身が厚くて柔らかいイカをほおばるころ、このロードトリップも終盤に。空港へ向かう途中に「道の駅なみおか アップルヒル」(Memo I)で、りんごの形をしたボトル入りの日本酒を買いました。太宰が飲んだものとは違いますが飲んでみようっと。

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左上から時計回りに:わさお。お嫁さんのつばきちゃん。身が厚く柔らかいイカ焼き。津軽半島のお土産は津軽煎餅(揚げ、すりごま、まめ)3種類、地元の名菓「いのち」、『津軽』の初版本をイメージしたパッケージに入った林檎ファイバー入りクッキー。りんごの形をしたボトルのお酒、林檎王国。わさおにふられたこゆき

Memo A


階段国道339号


青森県東津軽郡外ヶ浜町字三厩龍浜
Memo B


竜飛岬観光案内所「竜飛館」


青森県東津軽郡外ヶ浜町字三厩龍浜59-12
TEL:0174-31-8025
Memo C


太公望


青森県五所川原市十三羽黒崎133-19
TEL:0173-62-2567
Memo D


かぎの華


青森県五所川原市寺町1
TEL:0173-34-8096
Memo E


立佞武多の館


青森県五所川原市大町21-1
TEL:0173-38-3232
Memo G


斜陽館


青森県五所川原市金木町朝日山412-1
TEL:0173-53-2020
Memo H


菊谷商会


青森県西津軽郡鰺ヶ沢町大字南浮田町字美ノ捨59-19
TEL:0173-72-6766
Memo I


道の駅なみおか アップルヒル


青森県青森市浪岡大字女鹿沢字野尻2番地3
TEL:0172-62-1170

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青森空港店


飛行機が青森空港に到着し、店舗を訪ねると、すでにたくさんのお客さまの列ができていました。ここは白神山地や大間などの人気スポットに出かける拠点です。夏のお祭り時季は大忙しだそうです。

副店長 成田潤一郎さん
スタッフ 鎌田幹規さん


⇒青森空港店の店舗詳細

電話:017-762-3543
場所:青森市大字大谷字小谷1−14 青森空港内
営業時間:08:00~20:00
アクセス:空港ターミナルビルより徒歩1分。青森空港レンタカーターミナル内

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レポーター・プロフィール

こゆき

横浜市出身。アメリカ・シアトルのCornish College of the Arts卒。アメリカ在住中にシアトルの在留邦人向け情報誌『Youmaga』の原稿執筆とデザイン担当。帰国後、国内大手航空会社の機内誌の制作担当。2011年から株式会社ジンジャーにて出版業務に携わる。休日は海、山など自然を求めてドライブやランニングを楽しんでいる。
構成:風土47 & Ginger Inc.

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