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彼女ドライブ 敦賀半島 季節外れの海岸ドライブ編

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若狭湾の東部に突き出た敦賀半島には、透明な海水に囲まれた自然が手つかずのまま残っています。半島東側の敦賀湾に浮かぶ水島は、夏のリゾートとして人気です。半島北西部の水晶浜の海も透明度が高く、白い砂浜が美しく広がります。夏の海水浴シーズンが終わって少し寂しいころですが、海岸線を眺めるドライブはまた味わいがあります。

 

氣比(けひ)神宮

早朝、モダンな雰囲気の敦賀駅に到着しました。レンタカーの店舗は駅近でアクセス抜群。車を借りに行き、その足で氣比神宮(Memo A)に向かいます。その昔、松尾芭蕉が名月を見にやってきましたが、あいにくの雨で月が見られなかったらしく、『奥の細道』にそのことが書かれているそうです。神宮は気品が高く静かな佇まいです。ここの朱の鳥居は、奈良の春日大社と広島の厳島神社と並び、日本三大木造大鳥居に指定されている国指定重要文化財ですが、2016年11月頃から1年あまりかけて朱塗りの塗装工事が行われるそうです。

蠑螺が岳(さざえがたけ)から水島を望む

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左上から時計回りに:氣比神宮の朱塗りの大鳥居。神宮の境内。世界への窓口だった敦賀港。人道の港敦賀ムゼウム

「命のビザ」で知られる資料館

氣比神社からほど近い「金ヶ崎緑地」にある「人道の港敦賀ムゼウム」(Memo B)を訪ねてみました。ここは、第二次世界大戦中、ナチスドイツから逃れたユダヤ人難民が、リトアニア・カウナスの領事代理、杉原千畝(すぎはらちうね)が「命のビザ」を発給したことで命を救われ、敦賀港に上陸したことから、その背景や資料を展示しています。杉原千畝は、命のビザを発給して6000人余りの命を救ったと言われています。多くのユダヤ人が敦賀にたどり着き、ここからアメリカ、オーストラリアをはじめいくつかの国に逃げ延びました。また市民に優しく接してもらい、敦賀にしばらく留まる人たちもいたそうです。

世界への窓口

敦賀港は明治時代に外国貿易港として栄え、敦賀・ウラジオストク間に直通航路が開設されると、横浜や神戸と並ぶ港湾として発展しました。明治45(1912)年には、欧亜国際連絡列車の運転が始まり、新橋(東京)発の列車で敦賀港(金ヶ崎)まで、敦賀港からは船でウラジオストクに渡り、そこからシベリア鉄道でパリやベルリンへと航路+陸路をつなぐ交通ルートが敷かれました。戦前まで、敦賀港は欧亜国際連絡列車に乗り継ぐための港として発展し続け、世界への窓口となっていたそうです。

 

気比の松原

敦賀港をあとにして、松林の中を運転しながら「気比の松原」(Memo C)の駐車場にたどり着きましたが、その先にも松林がずっと続いています。松の木々に包まれているような1.5キロメートルも続く遊歩道を歩いてみました。砂浜がとても広くて、途中で釣り人がぽつんぽつんといるだけでしたが、夏は海水浴場でにぎわうのが目に浮かびます。市民の憩いの場所にもなっていて、散歩や体操をしたり、ベンチに腰を掛けて海を眺めていたり、思い思いにくつろぐ人々の姿を見かけました。

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上から時計回りに:松林が果てしなく続く気比の松原。松林に面した広大な砂浜。うっそうとした松林で体操をする人たち

長兵衛の海鮮丼

ランチは海鮮丼

暑い日差しを身に受けながら、海沿いをドライブします。事前に調べたら、とても評判が良かったので、海辺の宿「長兵衛」(Memo D)でランチをすることにしました。食事処ののれんをくぐると「中とテラスとどちらに?」と聞かれ、迷わずテラスを選びました。平日限定の長兵衛という丼物セット(海鮮丼、サラダ、小鉢、真鯛のあら汁)を注文し、新鮮で量もたっぷりの海鮮丼を堪能しました。敦賀湾を一望しながらのランチは格別です。

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左上から時計回りに:長兵衛のテラス。(左から)スタッフ 登坂みゆ希さん、料理長 幅野真琴さん、女将 山本昌子さん、若女将 山本敬子さん。プライベートビーチに面する宿。長兵衛のエントランス

色ヶ浜から目前に眺める水島

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左上から時計回りに:色ヶ浜に並ぶ民宿。蠑螺が岳の登山口と登山道。蠑螺が岳の頂上付近から見た水島

色ヶ浜から水島を眺める

車を走らせて水島に向かいますが、夏のピークが終わったので、色ヶ浜に連なる民宿も閑散としていました。ここ色ヶ浜(Memo E)でも芭蕉が「ますほの貝」を題材に句を詠んでいます。水島は透明な海と自然に恵まれた夏のリゾートの穴場で、ゴールデンウィークを過ぎるとすぐに予約が埋まるそうです。色ヶ浜と浦底からは渡し船が出ます(夏期のみ)。水島を上から見下ろしてみようと、浦底にある蠑螺が岳(さざえがたけ)(Memo F)の登山口に向かい、登ってみました。山頂の少し手前で、エメラルドグリーンの水に浮かぶ、三日月のように細くのびた水島が眼下に見えて、思わず「なんてきれいなんだろう」と、言葉がでました。きっと夏はパラソルがいっぱいでカラフルなことでしょう。

 

透き通るような水に目を奪われ

半島の突端から33号線まで戻り、今度は西側の水晶浜海水浴場(Memo G)に向かいます。夏場はどんなににぎわっただろうと思われる広大な駐車場はがらんとしています。浜に向かうとシュノーケリングをしたり、浜で寝転んだり、貝を採ったり、3人の男性が思い思いに海を楽しんでいました。背景には美浜発電所が見えます。海の水は透明に澄んでいて、飛び込みたいほどです。

もんじゅを見に…

美浜発電所を目にしたので、ここから近くにある「もんじゅ」も見に行くことにしました。それにしても、若狭湾に突き出た敦賀半島の突端近くに「もんじゅ」がある光景は不思議なものです。


日差しも弱まってきました。そろそろ帰らなくてはと、「日本海さかな街(まち)」(Memo H)へ立ち寄り、お土産物を購入することに。ここには食事もできる人気の丼物屋さんや海産物、名産品が買える広大な市場があります。お酒売り場のお兄さんに「福井県には、どんなお酒があるんですか?」と話しかけたら、福井のおいしい日本酒の「梵」を紹介してくれました。どこでも扱っているわけではないらしく、日本海さかな街の別の酒売り場に行って1本購入しました。

 

次回は夏に

敦賀半島に、これほどたくさんの美しい海水浴場があるなんて、全く知りませんでした。今度は夏のシーズンに訪れて、水島の透き通る海で思い切り泳いでみたいと思いながら、のんびりドライブを満喫して敦賀駅へと向かいました。

透明な海水が白砂に打ち寄せる水晶浜海水浴場

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水晶浜で見かけた人は貝か魚を採っているのか

「もんじゅ」を遠望する浜辺

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「日本海さかな町」のお酒売り場の店長 木下弘さん

広い売り場

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敦賀駅前店


夏の行楽シーズンは、大阪や名古屋から海水浴場に訪れる観光客でにぎわいます。東尋坊方面へ向かう、「越前・河野しおかぜライン」がオススメのドライブコースだそうです。

  野々 祐樹さん


⇒敦賀駅前店の店舗詳細

電話:0770-20-0019
場所:福井県 敦賀市白銀町1-9
営業時間:08:30〜20:00
アクセス:JR敦賀駅前より徒歩1分

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レポーター・プロフィール

こゆき

横浜市出身。アメリカ・シアトルのCornish College of the Arts卒。アメリカ在住中にシアトルの在留邦人向け情報誌『Youmaga』の原稿執筆とデザイン担当。帰国後、国内大手航空会社の機内誌の制作担当。2011年から株式会社ジンジャーにて出版業務に携わる。休日は海、山など自然を求めてドライブやランニングを楽しんでいる。
構成:風土47 & Ginger Inc.

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